ツイン

Teenage Fanclub WILCO
11月にきっぱり購入した2点。上のバンドは高校生の頃から、下のバンドは大学生の頃から聴いてます。
だいぶ前からの癖で、CDを買うときは、できれば2点買いたい。
気になるCDが1枚のときは、いつまでもぐずぐず迷っているのだが、同じ時期にちょうど2枚気になるものが出てくると、わりときっぱり購入を決断できる。
この秋に、長年聴いてきた2つのバンドがそれぞれ数年ぶりの新譜を出していたというミラクルに気づき、早速注文。しかも両方とも、私の好きな紙ジャケット仕様。

 

一方で、夏からずっと迷っている日本のバンドの1枚のほうは、組み合わせるもう1点が現れないせいか、未だに決断できず検討リストに入ったままだ。

同じように、図書館で本を借りるときも、読もうと思った本を一冊手にしてから、さらに添えるもう一冊がないと落ち着かなくて、うろうろと粘ってしまう。
分析でもされてみれば、1点と向き合う緊張感に臆しているのではとか、ひとつが失敗でももうひとつがあるという逃げ道をつくっているとか、耳の痛いことを言われそうですが、、、
持って帰った2点を両手にして、こちらを少し読み、あちらを少し読みする楽しさと嬉しさ、なんとなく贅沢している感じは捨てがたい。
梨木香歩
先日図書館で借りた2点。

先月借りた2冊は、『家守綺譚』という小説と、もう一冊は同じ作家のエッセイをなんとなく字面の雰囲気で選んだ。以前に人に勧められたまま、中身を全く知らずに借りた小説のほうは、水辺の家を中心に、水の匂いが立ち込めるような物語。エッセイのほうはタイトル通り、作家が趣味のカヌーをしながら水辺で体験する情景や思索の叙述。なんとなく選んだ割に、一人の作家の頭の中のリアルとフィクションが交錯するような、それぞれの情景が一層色濃くなるような、我ながら上出来の「なんとなく」だった。

CD2点のほうも、届いた夜に早速1枚を聴いて盛り上がりつつ、合間にもう1枚のジャケットを眺めてわくわくしたり、また元の1枚に戻ったりする嬉しさは、両手にお菓子をにぎった子供と変わらないかもしれない。

片方がはずれだったりすることもあるのだが、今回は両方とも期待以上の内容で、秋から冬のこの時期に沁み入る。どちらももともと派手さのないバンドで、さらにいまや相当なおっさんだけれど、バンド固有の確かな響き、年齢に関わらない真剣さと余裕あるユーモア、シニカルさや根暗さが一周して人生を肯定しちゃう感じ。。同じことを続けながら年をとっていくことに希望が持てる。
しかしWILCOのほうは、むきだしのCDが紙ジャケットのスリーブに入っていて、ジャケットの糊が貼りついてしばらく取り出せず、力任せに引っ張ってようやく出てきた。さすが輸入盤ということなのか、衝撃のざっくり感でした。
RTearoom
RTearoomの日替わりランチ。

昨日の日曜は、じわじわと風邪気に侵食され、家で寒がりながら昼食の準備を考えるのが辛くなってきたので、外食ランチでの栄養補給→軽井沢のトンボの湯で温泉&サウナのショック療法という2本立てに挑戦。これもまた、どちらか一つだと億劫だったが、ランチと温泉という2本立てを思いついたので、重い腰が上がったのだった。ランチ場所のRTearoomは、ルイボスティー屋さんのカフェ。ここでルイボスティーをたっぷり飲みつつ「もらい薪ストーブ」をして温まり、切らしていたルイボスティー茶葉を仕入れ、さらに温泉へ回って温まり、夜は早々に就寝したら、いつになく朝までほかほか、、、だったのですが、残念ながら頭痛ががつんと残っているので、仕入れたルイボスティーなどがぶ飲みしつつ、引き続き養生します。

RTearoom
RTearoomの特徴ある外観。バックヤードか居住スペースと思われる2階の室内がどんなか気になる。逆光写真ですみません。。。