![地面から湯気](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=659x1024:format=jpg/path/s4f608f07c04bdcc7/image/id0b5f7cbb7259618/version/1455529432/%E5%9C%B0%E9%9D%A2%E3%81%8B%E3%82%89%E6%B9%AF%E6%B0%97.jpg)
全国で驚くほど気温が上昇した先週末は、この地域でも十数℃に届くあたたかさになった。その2月14日の朝、予報通りあたたかいなと思いながら家を出たら外は霧だった。御代田町から佐久方面に少し進むと霧が減って、実際の空模様では、雲のなかにわりと晴れ間があると分かった。そして、佐久市に入ったあたりで、初めて見るまぶしい風景に突っ込んだ。あたり一面に地面から上がる湯気、あるいはできたての霧。
普段見る霧の風景は全体に薄暗い。でもこのときは、地上から1〜2mくらいの高さだけに霧がただよって、そこに雲の晴れ間から強い朝日が差し、視界が強く白く光っていた。舞台のスモークが畑も家も関係なく見渡すかぎりひろがって、そこに強い照明をあてているような状態。ただそれだけの話ですが、とにかく視界が広いので、地球上の水分とそこに降り注ぐ太陽光を実感する、なかなか壮大な光景でした。