初めて関東平野を出て暮らす御代田での日々。設計の仕事。
そしてあっという間に冬だ。
この春から秋は、改修と新築の現場の竣工や、新しい現場の着工準備が重なって、公私ともに周りの皆さんの手を借りまくって、なんとか人間のふりをして暮らしていました。
夏物の衣替えも、やりきったのかどうかよく分からないままに、秋に入ってまた寒くなり、随時セーターなどひっぱりだすうちに冬がきたので、今シーズンこそちゃんと整理しようとじっとクローゼットに佇む12月1日。
家の外はすっかり葉が落ち、さびしいようでいて、やってくる小鳥の数がぐっと増え、これはこれで賑やかで楽しい。天気や気温の具合なのか、鳥が来るときはみんな重なって来るのがおもしろい。おとといの朝は、カケスの夫妻、キツツキの夫妻、オナガの集団、シジュウカラその他が一度に飛来し、見ている方が目移りするような大騒ぎを繰り広げ、そのうち一羽が事務室の窓に激突して抜けた羽を残して行った。