初めて関東平野を出て暮らす御代田での日々。設計の仕事。
11月5日の朝、窓から外を見ると地面が真っ白で、今シーズン1番のがちがちの霜が降りていた。
実家の田んぼの秋の行事、稲刈りと脱穀。今年は新型コロナウィルスの感染予防策を両親と田んぼ仲間の皆さんで相談し、午前の作業→皆さんでお昼→午後の作業という恒例の流れを変更。稲刈りも脱穀も半日を2回の工程となった。
9月末で、建築士事務所を開設して5年になる。
5年に1度の更新手続きを初めて迎え、8月中にぼちぼち書類を作って無事に提出。
提出書類の中の業務経歴を整理していると、あっという間のような、とても長かったような、不思議な心持ちになった。
移住してきたばかり、開設したばかりで、設計らしい仕事もなくぼんやりしていたのがずっと昔のような気がする。でも時系列で確認すると、その期間はけっこう長かった。図面を書くのが遅くて終わらない〜などと言っているが、仕事があるからこそ言える贅沢な悩み。