4月に入っても天気予報にときどき雪マークがつくなあと思っていたら、4月も10日になって、どさりと降った。4月のドカ雪はこの地域の恒例だよね、という人もいてその通りだが、全国から桜の写真が続々と届くなかの積雪は、やっぱり「あらあら!びっくりしましたねえ」と言いあいたくなる。
気温の低い土地なので、冬は乾いたパウダースノーが基本だが、4月の雪はさすがに湿ったぼた雪で、駐車場のフェンスの、見たことのない着雪の様子が面白くて写真を撮る。
それから1ヶ月ちょっとの今週、気づけば同じフェンスは若葉に覆われている。芽吹いてからが特にあっという間で、植物ってご飯も食べないのにすごい。
またまた連休は図面の追い込みで、家族や親戚のバーベキューも我慢して引きこもり。それでも東京の友人たちがランチだけでもいいからと佐久・御代田まで会いに来てくれたのがありがたい。来年こそは休み前に仕事を終えて、堂々とお招きして目一杯遊べるようにしたい。10代20代からの同級生と久しぶりに顔を合わせてしゃべるのは、いつもながら自他の立ち位置を確認するような貴重な時間だった。
そして連休も終盤、5月に入ってから近所のお宅のお花見に誘っていただき、息抜き(ばかりですが)に出かける。天候不順の春、そして連休だったが、奇跡的なタイミングでちょうど満開のカスミザクラと青空、見事なお花見をさせていただきました。ちなみにその翌日はまたまた天候不順でこの地域は雹が降り、叩き落とされたサクラの花びらと雹が空中を乱れ飛ぶという刺激的な光景を目にした。
自然のパワーに圧倒されっぱなしの春も深まり、日毎に広がる木の葉に夏の気配を感じる。