夏休み感の終わりとゴミの収集など

ひまわり
ひまわりの向こうの空に、夏の終わりの気配

薄い掛け布団1枚だけで安心して寝られるようになって、厚い羽毛掛け布団をしまったのが7月30日だった。

8月11日の山の日をすぎる頃から、昼間は日差しが暑いけど朝晩の風が秋っぽいですね、なんて言葉を交わすようになった。

お盆に入ったら、夜中に寒さでぶるぶる震えて目が覚めて、ソファからブランケットをかきあつめてその日はしのぎ、次の日から薄い掛け布団2枚で調節しながら寝るようになった。

今週からは厚い羽毛掛け布団を出している。寝入りばなは確かにこれだとちょっと暑いけど、明け方にはちょうどいい。夏休みで遊びにくる人の来客ラッシュも一段落して、確実に秋が近いです。

ジャガイモ
ジャガイモの収穫

お盆前に兄家族が両親の家に滞在していたので、小学生の甥を畑のジャガイモ掘りにさそった。

土を掘り返してイモを拾う作業、一人だとなかなかやる気がしないからちょうどよい。3日前にそのあたりの雑草を抜き、土がよく乾くように準備して迎えたが、インドア派の甥は、土のなかのジャガイモを素手で拾うことにも抵抗がある様子で、シャベルで拾おうところころやっている。まあでもそこは小学生男子、何度か促したら、イモが土の中で温かいとか、初めて使う鍬がちょっとおもしろいとか、そんなことに気をとられているうちに調子が出てきて、最後は掘り返した土を手でいじって「高速道路の建設!」などと遊ぶようになった。

調子に乗って掘りすぎて、どちらからともなく「こんなに運べる?」と言い始めてストップした頃にはもう遅く、休み休みなんとか持ち帰り、翌日も箸を持つ手が震えていた。

帰り道
散歩を兼ねて歩いて畑に行ったのですが、ジャガイモを抱えてこのアップダウン、つらかった

そのまま私のうちに泊まった甥も興味津々だったのが、御代田町の生ゴミの収集。生ゴミは堆肥にしているそうで、週に2回、指定の防水紙袋に入れて収集場所に出す。当然プラスチックなどが混ざってはいけないので、料理の後など、たまったときごとに新聞紙にくるんで密閉式の生ゴミ入れに移し、収集日の朝に紙袋に移して口をしばって出している。最初は戸惑ったけれど、手順が決まってしまえばなんてことはない。ゴミの保管に困る賃貸暮らしでは、週2回生ゴミを出せるメリットの方が大きい。この他にプラスチック包装類もリサイクル用に分け、古紙も資源ゴミなので、家から出る可燃ゴミは極端に減った。可燃用のゴミ袋がすかすかでもったいなくて、収集に出さない週も頻繁にある。

生ゴミ用の紙袋と紙ヒモ
生ゴミ用の紙袋と紙ヒモ

自分ではゴミの始末もできず社会のサービスにゆだねるしかない現代の生活で、しかもとりわけ廃棄物の多い建築・建設業に関わり、燃やしたり埋め立てたりし続けることにうしろめたい気持ちがぬぐいきれないのだが、これだけリサイクルの割合が高いと、少し気持ちが救われる面があり、わりと嬉々として分別にいそしんでいる。そのリサイクルにエネルギーや人件費がかかってむしろマイナス、という意見もあるのかもしれないけれど、少なくとも人件費はサービスを利用する自分たちが負担すればいいんじゃないか?と思う。そしてエネルギーの方は、自動車や家電の開発競争を見ていても、技術開発に本気を出せば解決できるんだろうと他力本願に期待している。

羊
長門牧場の羊。マイパラソルをお持ちでした。友人撮影。
避暑
カエルもマイパラソルの下にて避暑。