車社会

つらら
外灯についたつららが光ってきれい‥だったのだけど写真にうまく撮れず

ここは本当に車社会だ。みんなが通勤にも日常の用事にも車で移動している。ゴミの集積所にも、ちょっと離れた人は車でやってくる。年末の忘年会シーズンも、それぞれが車で集合するので、本当に飲むときは運転代行を呼ぶようだけれど、大人が集まって食事してアルコール抜きという場面も珍しくない。

 

運動不足も気になるし、不必要に化石燃料を燃やしてもなあ、と近場の用事は歩いたり自転車に乗ってみたりするが、そんな大人はあまり見かけない。(健康のためのウォーキングをしている方はまあまあ見かけます)

それに寒くなると、風は冷たいし路面は凍ってるかもしれないしで、自転車は使う気になれない。

埼玉にあった実家も、それなりに日常の用事に車を使うような郊外住宅地だったし、私自身、車の運転はわりと好きなので、東京都内に住んで車を持たない生活者にしては、運転の機会が多いほうだったと思う。

それでも、これほどまでにすべての用事が、そして誰もが車に乗る状況、感覚として慣れるのに時間がかかったし、いまでも完全に慣れてはいない気がする。

雪
先週はよく降った。こうなると、出かける前に車を掘る作業の時間も計算に入れないといけません(まだ慣れない)

車の運転というのは、当たり前だけれど、自分が判断や操作を間違えれば、命の危険に直結する。自動車という大きな物体を所有して維持管理していくのも、やってみるとけっこう判断力と体力を求められる。そんな心身の状況を誰もが日常としている社会が車社会なのだと、住んでみて実感した。コンパクトな荷物を持って歩いたり電車を乗り継いだりするだけの日常と比べると、なんだか格段にワイルドだなー、、、と思う。住む地域ごとの精神性の違いに何か影響を及ぼしても、不思議ではない気がする。

林
そしてここ数日は気温がとても低かった。−10度の朝に外に出ると、あらゆるものがキラキラしてきれいです。

それにしても、移動するプライベート空間=車内で、みんないろんな用事をしている。歌ったり、飲食したりはまあ想定の範囲内。朝の通勤時は電動ヒゲソリを使いながら運転している人をよく見かけるし、先日は女の人が運転しながら顔に白いクリームを伸ばしていてびっくりしたが、今週は運転しながら歯磨きをしている猛者を見た。これだけ後続車や対向車がよく見えるということは、私も周りからよく見えているわけで、思い出し笑いなど気をつけようと思います。

浅間山
浅間山から「ぽふん」と白煙が。汚れた車のガラス越しなのでちょっと不鮮明だけど。