トースト問題の解消

浅間山
2月11日に追分から見た浅間山、堂々。ここのところ煙多めです。

世間のみなさまが言う通り2月はあっというま、、、週末にかぶった5日のブログをパスしたと思ったら、次の更新目標の15日もすかさず通り過ぎて行きました。

 

寒い日が続いていたけれど、今日は外気温が10度を超えたようだ。玄関の外にまさかのハチらしき昆虫が飛び回って、ひさしぶりに聞く羽音の新鮮さ。

 

東京から御代田に引越す際に、トースターを処分した。賃貸住宅の小さいキッチンでは、いつも置き場所が不安定で目障りなので、今度の家ではトースターを置かずガスコンロで焼くことにして、少しでもすっきりさせようと思ったのだ。プロパンガスに切り替わるためにガスコンロも買い替えなければならなかったので、トースター代わりに使いやすいよう、両面焼き無水グリル付きのちょっといいガステーブルを購入した。

さて、いざ魚焼きグリルをトーストに使ってみると、焼けるには焼けるのだが、どんなに下火を弱めても、下からくる熱でパンのへりがすぐに焦げてしまう。下火は極力小さく、トーストの時間は短くなるように上火はそこそこ大きく、と調整するが、ふと目を離すと焦げているので、取り出したトーストの黒いエッジをこりこりと包丁で削ってから朝食という日が週の半分以上。これが一昨年の春以来のトースト問題である。

 

やはりトースターは必要なのかと見た目の良さそうな商品をチェックしてみたり、コンロの方で焼けるように有名な金網辻の焼き網を買うかと迷ってみたりしながらほぼ2年、トースト問題が、この2月に急に解消した。

グリル用フライパン
グリル用フライパンでトーストと温野菜

使い勝手が良いから、と小さい鉄のフライパンを思いがけないプレゼントに頂いたのだが、説明書を見ると「魚焼きグリルでピザが焼ける」ことを主眼にしたフライパンだったので、いけるかも、とトーストをしてみた。グリルを予熱し、フライパンもガスコンロで予熱してからパンを乗せ、グリル内へ。焦げずに美しく焼きあがった。見た目だけでなく、鉄の熱でよく焼けるのに水分は飛びすぎないようで、前よりも外はカリカリ、中はしっとり。噂のバルミューダのトースターに負けないのではないか(食べたことないけど)と思う。

うっかりちょっと長めに焼いてしまっても、黒く焦げたりしないし、ついでに野菜や卵も一緒に焼いて朝ごはんにできるし。朝だけでなく、お餅を焼いてみたり(これまではトーストと同じく黒焦げをこそいで食べてました)、電子レンジでなく直火で温めたいものを載せてみたりしても具合よく、トースト問題だけでなくトースター問題が全般に解消し、加熱方法の幅が拡がった。

芽キャベツ
芽キャベツ。厚みのために少し火の通りが遅くて、これまでは煮るか蒸すかでしたが、鉄とグリル上火の熱で楽に焼けた。

ということで早まってトースターや金網を導入せずに粘ってよかった。さらに、ガスコンロでは小さいフライパンの代わりにもなるので、熱のまわりがきつくていまいち、ゆがみも出ていたけどサイズが便利で残していたアルミの小さめのフライパンも処分できてすっきり。前からある鉄の大きいフライパンとともに、手入れしながら長く使っていく予定です。

 

トーストとは全く関係ないけれど、うちの前に来る小鳥のなかでも、かわいらしさに定評のあるチーム・エナガのみなさんを、なんとか初めて写真に撮った。窓のすぐそばに来ると思わず椅子から立ち上がるかわいさなのだが、とにかく動きが俊敏でフレームで追えない。この日は玄関を出て直接狙ってみたが、ズームしすぎてぼんやりした画像に。不鮮明な画像ですが、クリックすると拡大できます。ぜひ丸いシルエットだけでも見ていただきたい。エナガは冬になると冬毛になるようで、細長いシッポと丸くてふわふわの胴体のバランスがまたたまらないです。そんな冬の楽しみ。