野良仕事

植えたばかりのキュウリの苗
植えたばかりのキュウリの苗

夕方、仕事がひと段落したところで長靴をはいて自転車で畑へ。

 

久しぶりの雨で潤った土に、キュウリとナンバンの苗を植え、草をむしったり藁を敷き足したり。小一時間たって暗くなってくるなか帰宅したら、もう19時だった。日が長い。

今日は事務所設立以来もっとも電話と来客の多い1日だった、と思う。

普段めったにない私の事務所に来ていただいての打ち合わせ中に、やはりめったにない飛び込みの営業の方が来訪し、その直前や打ち合わせの最中にも見知らぬ人からの問い合わせの電話や、現場や普段は話さない知り合いからの相談の電話が入り、、、

普段は小鳥の羽ばたきも聞こえるような静かでひとけのない職場環境なので、2件目の打合わせの外出から帰った時には、頭にのぼった血が降りてこないような、頭か目がぐるぐる回るような心持ちに。

レタス畑
周囲のプロの畑では、レタスの第1陣が早くも収穫間近。ついこのあいだまで苗だったのに。。。

頭がぐるぐるして何をすれば良いかわからなくなりながら、とりあえず一昨日から植え付けを待っている苗があるので、植えるだけでもすませるか、と久しぶりに畑にでかけたのだった。

土を掘ったり草をむしったりしているうちに、だんだん頭の血が下に降りてきて、胃が重いような感じがあったのもなくなり、気持ちの良い空腹を覚えた。土に触るうちにクールダウンするこの感じ、「放電」または「アース」と呼んでおります。特に今日は雨上がりでしっとりしていたのが良かったのかもしれない。

わらマルチ
今年はビニールのマルチシートを使わず「わらマルチ」に挑戦。

人間の生活に、やっぱり土や地面は必要なんだな、と帰宅して夕食準備をしながら思い返す。

一昨日、キュウリの苗を手にして「キュウリ、、、、ぬか漬けだな!」と思い、休眠していた糠床の蓋を久しぶりに開けて手入れをした。だいぶ気は早いけど、キュウリを迎える準備はばっちり。早く大きくなってくれたまえ。